第1回デジタル人材育成大賞結果発表

2023年12月26日

デジタル人材育成学会(会長角田仁:千葉工業大学教授)は選考委員会による厳正な審査の結果、第1回デジタル人材育成大賞を「宮崎-バングラデシュ・モデル(国立大学法人宮崎大学・株式会社新興出版社啓林館)」と「長崎における地域デジタル人材の育成と定着(国立大学法人長崎大学・情報データ科学部)」の2つの取り組みに対して授与する事を決定しました。

取り組み名称および受賞団体

以下の2つの取り組みに対して本賞を授与する。

「宮崎-バングラデシュ・モデル(国立大学法人宮崎大学・株式会社新興出版社啓林館)」

「長崎における地域デジタル人材の育成と定着(国立大学法人長崎大学・情報データ科学部)」

選考理由

「宮崎-バングラデシュ・モデル(国立大学法人宮崎大学・株式会社新興出版社啓林館)」

宮崎―バングラデシュ・モデルは、バングラデシュにおいてJICAがB-JET事業として優秀な若手IT人材へ日本語・ITについて教育し、宮崎大学が留学を受け入れて日本語教育・インターンシップを行い、宮崎の企業を中心に日本への就職を支援するという独自モデルである。そして、JICA事業終了後、B-JETは現地大学と宮崎大学へ承継されて、宮崎大学に設置の新興出版社啓林館寄付講座により引き続き実施されている。本モデルは宮崎大学・JICA・企業・宮崎市の産官学連携による好取組事例であり、デジタル人材育成を通じて地方創生にも寄与している。本学会として高く評価したい。

「長崎における地域デジタル人材の育成と定着(国立大学法人長崎大学・情報データ科学部)」

長崎大学・情報データ科学部の小林透研究室では、学部生・大学院生のデジタル教育に加え、地元の社会人教育や地元企業との共同研究(IoTと人工知能を融合したサービス開発)を通じて、長崎地域のデジタル化の底上げを図るとともに、若手人材の地元定着やUIターンを実現するなど地域人材のキャリア創出にも貢献しており、本学会として高く評価したい。

今後の予定

受賞者による記念セミナーを2月頃に開催予定です。開催日時が決定次第、本学会HPならびにPR TIMESにてご案内致します。

 

〇デジタル人材育成大賞とは

デジタル人材育成に携わる人々の意欲の向上と、さらなる活性化を目的として、デジタル人材育成の分野に貢献した企業等を表彰するため、2023年11月にデジタル人材育成大賞を創設しました。デジタル人材育成の分野で特に顕著な活動を実施した企業、自治体、団体および個人を表彰します。

デジタル人材育成大賞の背景・想いは以下サイトをご覧ください。

「デジタル人材育成大賞」創設に込めた、影のヒーロー・デジタル人材への脚光の想い。人材不足が叫ばれる中で、デジタル人材育成学会が語るその意義とは|デジタル人材育成学会のストーリー|PR TIMES STORY

 

【本件に関するお問い合わせ先】

デジタル人材育成学会 広報担当 (info@ddhr.jp)まで

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