第6回デジタル人材育成学会共同セミナー 「地方でのIT人材育成」

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ふくおかフィナンシャルグループのITC銀行員による
地域企業へのデジタル化支援

ふくおかフィナンシャルグループ（FFG）の福岡銀行、熊本銀行および十八親和銀行が展開する取引先中小企業のデジタル化 / DXを支援するコンサルティングサービスにおいて、どのような取り組みを行ってきたか、その成果や課題を共有するセミナーです。

株式会社ふくおかフィナンシャルグループ 営業統括部 デジタル営業グループ
株式会社 福岡銀行 営業統括部 デジタル営業グループ 兼務
調査役 植木 尚之

＜講演者プロフィール＞
2009年旧親和銀行入行、2013年ソリューション営業部に配属されM&A及び事業承継のアドバイザリー業務を担当。2018年FFGデジタル戦略部に出向し、新規事業「デジタル化支援コンサルティング」のサービス立ち上げを担当、現在に至る。

地方だからできる創造的デジタル人材「鯖江モデル」

人口4,300人、徳島県神山町に今年開校した、卒業生の起業率4割を目指す私立高専、神山まるごと高専。その技術教育統括ディレクターとして、一期生の初授業、集中講義「ITブートキャンプ」を担当。IchigoJamのはんだづけやBASICによるプログラミング入門から、マシン語・VR・AI・Webアプリまでの一挙体験講義。最終日にはシビックテックをテーマにしたハッカソンでの実践法を伝授。創業時から20年間行ってきたデジタル人材育成「鯖江モデル」の「ふりかえり」と「これから」をご紹介します。

株式会社jig.jp
創業者＆取締役会長
福野 泰介

＜講演者プロフィール＞
小学校3年時にプログラミングにはまり、福井高専卒業後、3社目の創業、株式会社jig.jpにてjigブラウザを開発。鯖江市にオープンデータを提案し、日本初のオープンデータ都市の誕生と共に、毎日何か創って発表する「一日一創」を始める。「すべてのこどもたちにプログラミングを」PCN共同創始者で、こどもパソコンIchigoJam開発者。デジタル庁オープンデータ伝道師、神山まるごと高専技術教育統括ディレクター兼非常勤講師も務める。

産学による人材の育成の取組と課題　:仙台の取組についての事例紹介

杜の都仙台は、支店経済都市、学都としての実態があります。首都圏から近いことによるメリットとデメリットが存在しています。情報サービス業・インターネット付随サービス業における宮城県としては、売上高全国８位、１事業所当たりの売上高は全国５位となっています。こうした環境の中、業界団体である(一社)宮城県情報サービス産業協会(MISA)では、採用と育成において産学連携を進めてきました。この中から生まれた、情報を専門とする新卒者と非情報系の新卒者を混在させて行う研修形態を採用しています。この研修の”期待される効果”を中心に、ICT人材の育成に向けた取組みとデジタル人材育成の課題について紹介したいと思います。

事業構想大学院大学　特任教授
高谷 将宏

＜講演者プロフィール＞
1973年仙台市出身。博士(教育情報学)東北大学。事業構想大学院大学特任准教授。尚絅学院大学客員准教授、東北大学大学院情報科学研究科非常勤講師。高校教諭、日本私学教育研究所委託研究員を経て、仙台拠点のSIer株式会社エヌエスシーにて常務取締役。大学や専修学校の外部評価委員、教育課程編成委員などを務める。デジタル人材育成学会理事。数理・情報系を専門としない人材へのリテラシーレベルでのアプローチを得意とする。

閉会